西洋諸国と交際をするには、まず相手を知ることから始めた西郷さん。キリスト教を国教としている国が多くあるため、聖書を読んでいたのではないかと言われています。

天帝の意味は「創造者である神」のことを指しています。

江戸時代、幕末に活躍した藩を雄藩と呼び、他には肥前藩、水戸藩、越前藩があります。

肉声では残っていないようですが、このような言葉遣いであったのではないかと言われています。薩摩言葉と言われているでごわす。

長崎に赴任したアメリカの宣教師フルベッキが、薩摩藩主である島津久光の招きで薩摩藩に来た際に持ってこられたといわれています。今ではインターネットや全国の書店で手に入れることができますが、手に入れることは難しい時代でした。

マタイの福音書5章44節は、「自分の敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい」西郷さんはこの箇所を通して、相手を許すこと、愛することを実践しました。

西郷さんは戦時若くしていのちを落としましたが、数々の功績を残しました。

西郷さんといえば、「敬天愛人」という言葉。この言葉を数多く書として残しました。

初めに長崎に来た際にはまだ、キリシタン禁制の時代であったため、英語塾を開き教えていました。１８６１年頃より、自宅でバイブルクラスを始めたそうです。

当時は日本語の聖書はなく、漢文を読める方が多かったので、中国語で読まれていました。天帝も中国語が語源です。