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キリスト教・聖書 よくある質問コーナー!

Q イエスは病気を癒やす力をもっていた?

聖書には、イエス・キリストが病気の人を癒やす奇跡が幾つも記されています。目の見えない人が見えるようになり、イエスのことばによって、体が麻痺して動かない人が歩いて家に帰ったり、耳の聞こえない人が聞こえるようになったり。もっとすごい奇跡は、死んだ人が生きかえった例が3例記されています(マタイ9:18~26他「ヤイロの娘」、ルカ7:11~17「ナインのやもめの息子」、ヨハネ11:1~45「ラザロ」)。

病気はつらいものです。すぐに治してもらえるならば、「誰でもいいから治してほしい」と思います。聖書の中の癒やしの記事を読んでわかることは、人間の側に癒やされる要素があるのではなく、神にのみ癒やす力があるということです。人は癒やしてほしいと願います。しかし、癒やしをなさるのは神なのです。ですから、癒やしを祈り求めて、結果として癒やされたなら神に感謝しましょう。しかし癒やされなかったとしても、人間に「なぜ、私の病気は癒やされないのか」と不満を言う権利はないのです。

イエス・キリストは、「求めなさい。そうすれば与えられます」と約束していますので、あきらめないで求め続けましょう。自分の願う方法で、自分の願う時に癒やされないかもしれませんが、神を信じて祈り求めたのですから、神が最も良いようにしてくださると信じて待つ。これが信仰です。そして、たとえ癒やされなかったとしても、それが私たちにとって神が用意した最善なのだと受け止めることも信仰なのです。