<<聖書の名言33>>だれも悪をもって悪に報いないように 気をつけ、 お互いの間で、またすべての人に対して、 いつも善を行うよう務めなさい。

だれも悪をもって悪に報いないように 気をつけ、 お互いの間で、またすべての人に対して、 いつも善を行うよう務めなさい。やられたら、やり返すのは世の常。九・一一テロとその後の戦争が思い起こされます。しかし報復は報復を呼び、終わりの見えないスパイラルを描いて、両者とも疲弊していきます。自分に向けられた悪意に対してどんな態度を取るかにも、その人の人格が表れます。キリストは、罪もないのに与えられた十字架刑という暴力を避ける力を持っていましたが、黙って受け、力による報復はしませんでした。それは最終的に神の計画であることを信頼してのことでした。自分に悪意が向けられたとき、何を拠り所にして対応するのか、心しておくことは大切です。

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