カテゴリー:旧約聖書の登場人物たち
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ネヘミヤ:捕囚からの帰還 ユダヤ人のアイデンティティを回復させる
詳細を見るエステル記に記されているのは、捕囚を解かれた後もペルシアに残留していたユダヤ人たちの物語ですが、ペルシアのキュロス王による解放宣言を受けてエルサレムに帰還したユダヤ人たち…
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ダニエル:王命よりも信仰を 大帝国の未来を預言したダニエル
詳細を見る北イスラエル王国に続き、南ユダ王国も滅ぼされ、人々がバビロンに連れ去られたとき、ダビデやソロモンと同じユダ族の中から、王族、もしくは貴族の少年数人が選ばれて、バビロンの王ネブカドネ…
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エレミヤ:涙の預言者 民は預言を聞かず、国は滅び捕囚の身に
詳細を見る南ユダ王国には、異教の神々も祭られていました。預言者たちは、モーセの十戒にあるように偶像礼拝から離れてイスラエルの神を信じるよう預言してきましたが、王たちは宗教的な曖昧さか…
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イザヤ:王国の滅亡と捕囚 捕囚からの帰還と救世主を預言したイザヤ
詳細を見るイザヤは預言者の中でも筆頭格の人物で、彼の預言は「イザヤ書」として旧約聖書の中に収められています。北王国イスラエルがアッシリアに滅ぼされるという国際情勢の中で、紀元前740…
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ホセア:愛と裏切りを体現 北イスラエルの滅亡を預言
詳細を見るホセアは、ことばだけではなく、自分の結婚生活を通して神の預言を伝えたという点で、異色の預言者です。神はホセアに、姦淫の女ゴメルをめとり、彼女が産む姦淫の子らを引き取れと、何…
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エリヤ:異教の預言者と対決 背信の北王国と改革を試みた南王国
詳細を見るイスラエル民族をエジプトから救い出し、約束の国に導き、りっぱな王国にまで建て上げた神に背いて偶像礼拝に走る民に対して、神は預言者たちを遣わし、繰り返しメッセージを伝えます。…
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レハブアムとヤロブアム: 統一王国を分裂させた2人の王
詳細を見る10部族と共にエルサレムを去ったヤロブアムは、実はソロモンの存命中に、自分に10部族が与えられることについて神から、「わたしの道に歩み、わたしのしもべダビデが行ったように、…
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ソロモン:知恵で国を治めた王 イスラエル王国の隆盛を極めた王
詳細を見るダビデが年をとって老人になると、三男アブサロムに続いて四男アドニヤも王位を狙って暴走したものの失敗し、討ち取られて死ぬという結末を迎えました。これもまた、母親の違う息子たち…
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ダビデ:王国を安定させて拡大 巨人を倒した羊飼いの少年
詳細を見るあるとき、ペリシテ人たちがユダに攻め上ってきて、それを迎え撃つイスラエル軍と谷を隔てて対峙しました。ペリシテ軍にはゴリヤテという身長3メートル近くの巨人がいて、イスラエルに…
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サウル:初代のイスラエル王 神を信頼しきれず窮地に陥る
詳細を見るサウルは、「美しい若者で、イスラエル人の中で彼より美しい者はいなかった」(Ⅰサムエル記9・2)と聖書に記されています。サムエルは彼の頭に油を注ぎ(134頁の囲み記事参照…